逆流性食道炎とは、強い酸性の胃酸や胃の内容物が食道に逆流してしまい、食道に炎症が発生し、胸やけや呑酸といった症状を引き起こす病気です。日本では近年増加傾向にあり、成人の10−20%がかかっていると推定されています。高脂質・高タンパクである欧米化した食生活の変化が影響していると言われています。
逆流性食道炎には様々な症状がありますが、典型的な症状として4大症状と言われるものがあります。
- 胸やけ:ムカムカして苦しい感じ、胃もたれなど
- 呑酸:胃酸の逆流によって酸っぱさを感じたり食べ物が上がってくる感じがする
- 嚥下困難:のどにつまりや飲み込みづらさを感じる
- 胸痛:胃胸が締めつけられる、焼けるように感じる
その他にも膨満感や、声のかすれや咳などの喘息症状がある人もいます。
食道と胃のつなぎ目には下部食道括約筋という筋肉があり、本来であれば食べ物が通過する時以外はこの筋肉が胃の入り口を締めることによって、胃酸や食べ物の逆流を防いでくれています。しかし、なんらかの原因でこの筋肉が緩んでしまうと胃酸や食べ物の逆流が起きてしまいます。下部食道括約筋が緩む原因としては、加齢、高脂質・高タンパクの食事、過度なアルコール摂取、肥満や妊娠による腹圧上昇などがあります。
一般的な治療としては、①生活習慣・食生活の改善、②薬物療法(胃酸抑制剤、消化機能促進剤、食道粘膜保護剤)が行われています。
最初の施術から体が改善したことを感じることができ、2回目、3回目と通ううちに体がどんどん楽にどんどん動きやすくなっていっておどろきでした。
先生もとても丁寧に説明してくださり自分の体のどこがどう悪いのかについて理解することができてとても良かったです。
院内の静かで必要以上に話を追究されないかんじが私にはとても心地良く感じられました。
ありがとうございました。