「歩くと右の股関節が痛い」
「股関節の前側が詰まるような感じがする」
「足首の動きや普段の姿勢も関係しているのかな?」
このようなお悩みはありませんか?
股関節に痛みがあると、つい股関節そのものに原因があると考えがちです。しかし、体はそれぞれの部分が独立して動いているわけではありません。
足首、膝、股関節、骨盤、背骨などが連動して動くことで、私たちはスムーズに歩くことができます。
そのため、股関節の痛みを考えるときには、痛みのある場所だけでなく、体全体の動きにも目を向けることが大切です。
目次
股関節の痛みは足首の動きと関係することがある
歩くとき、足は地面に接して体重を支えています。
足首の動きが硬くなっていたり、足部が内側や外側に偏った状態になっていたりすると、体重の受け方や脚全体の動きに変化が生じることがあります。
例えば、足首が十分に動かない場合、歩行中に足首以外の関節で動きを補おうとすることがあります。
その結果、膝や股関節、骨盤の動きに左右差が出る可能性があります。
ただし、足首の形だけを見て「これが股関節痛の原因です」と決めつけることはできません。
実際に歩いている様子や足首の可動域、股関節の動き、痛みが出るタイミングなどを確認しながら、体の状態を考えていきます。
股関節の前側が詰まる感じは何が関係する?
股関節の前側には、腸腰筋などの股関節を曲げる筋肉があります。
腸腰筋は、腰の背骨や骨盤の内側から大腿骨の小転子付近につながる筋肉です。
股関節を曲げる動作や、姿勢を支える働きに関わっています。
この周辺の筋肉や関節の動きに問題があると、股関節を動かしたときに前側の違和感や痛みを感じることがあります。
しかし、股関節の前面が詰まる感覚があるからといって、必ず腸腰筋が硬くなっているとは限りません。
関節の動き、筋肉の緊張、股関節周辺の組織など、複数の要素を確認する必要があります。
当院では、痛みの場所だけを見て施術するのではなく、どの動きで痛みが出るのか、左右で動きに違いがあるのかを確認しながら、状態を整理していきます。
いつもの姿勢が体の動きに影響することも
普段、テレビを見るときやスマートフォンを使うとき、体をいつも同じ方向に向けていませんか?
例えば、テレビが左側にあるため、長時間体を左に向けたり、腰や骨盤をひねった姿勢で過ごしたりすることがあるかもしれません。
こうした姿勢が体の動きや負担のかかり方に影響する可能性はあります。
ただし、テレビが左側にあるという情報だけで、右側の筋肉が硬くなっていると判断することはできません。
実際の座り方や体幹の回旋、骨盤の位置、左右の筋肉の働きなどを確認することが大切です。
日常生活の中でどのような姿勢を取っているのかを一緒に振り返ることで、体の使い方を見直すきっかけにもなります。
胸椎の硬さと股関節の動き
胸椎は、背中の中央にある背骨の部分です。
胸椎が動きにくくなると、体を伸ばしたり、ひねったりするときに、ほかの部分が動きを補うことがあります。
例えば、胸椎を伸ばす動きが苦手な場合、腰を反らすことで体全体を伸ばそうとすることがあります。
こうした代償動作が必ず痛みを引き起こすわけではありませんが、姿勢や動きの左右差を考える際の確認ポイントになります。
当院では、胸椎の動きに硬さがある場合、状態に合わせてフォームローラーなどを使ったセルフケアをご案内することがあります。
大切なのは、無理に背中を反らすことではありません。
腰だけを反らさず、胸の部分を動かす感覚を確認しながら、無理のない範囲で行うことです。
股関節の痛みで大切なのは、痛い場所だけで判断しないこと
股関節の痛みには、筋肉や関節、腱など、さまざまな要因が関係する可能性があります。
足首の動きや姿勢、胸椎の硬さが関係していることも考えられますが、すべての股関節痛が足首や姿勢から起こるわけではありません。
だからこそ、まずは次のような点を確認することが大切です。
・どの場所が痛むのか
・歩行中のどのタイミングで痛むのか
・股関節を動かしたときに痛みが出るのか
・足首や膝、骨盤の動きに左右差があるのか
・日常生活でどのような姿勢を取っているのか
これらの情報を整理することで、自分の体の状態を理解する手がかりになります。
八王子で股関節の痛みや体の動きにお悩みの方へ
当院では、痛みのある部分だけを確認するのではなく、体全体の動きや左右差を確認しながら、お一人おひとりの状態に合わせた施術やセルフケアをご提案しています。
「歩くと股関節が痛い」
「足首が硬くて歩きにくい」
「姿勢の左右差が気になる」
「自分の体がどのように動いているのか知りたい」
このようなお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。
あなたの体の状態を一緒に確認し、日常生活をより快適に過ごすための方法を考えていきましょう。
※突然の強い股関節痛、転倒後の痛み、体重をかけられない症状などがある場合は、医療機関での評価が必要になることがあります。左耳の耳鳴りが突然始まった場合や、聞こえにくさ・耳が詰まる感じなどを伴う場合は、早めに耳鼻咽喉科へご相談ください。


