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「ちゃんと寝ているはずなのに、まったく休めない」
このようなお悩みで来院される方は少なくありません。
今回ご紹介するのは、
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15年間ほとんど熟睡感がない
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機能性ディスペプシアで少量しか食べられない
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呼吸が浅い
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パニック症状がある
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生理前になると体調が悪化する
という患者さんのケースです。病院では検査を受けても大きな異常はなく、「自律神経でしょうね」と言われることが多かったそうです。
「自律神経」だけでは原因は分かりません
自律神経は結果であって、原因ではありません。では、なぜ自律神経が乱れてしまうのでしょうか。
当院では、身体がどのような状態になっているかを細かく確認します。
検査で見えてきた身体の特徴
今回の患者さんには、次のような特徴がありました。
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胸椎の後ろへ反る動きが極端に少ない
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肋骨の動きが非常に硬い
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呼吸が浅い
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頭が前へ出る姿勢(ストレートネック・スマホ首)
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頸椎の回旋制限
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背骨の回旋・側弯
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全身の筋力低下
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常に身体を丸める姿勢が一番楽
特に印象的だったのは、
待合室でも自然とチャイルドポーズのような姿勢になり、問診中も胸の前に拳を当て続けていたことです。
身体は無意識に「一番楽な姿勢」を選びます。
つまり、この患者さんにとっては身体を丸める姿勢が最も負担の少ない状態だったのです。
呼吸は「肺」だけではなく「肋骨」が重要
呼吸が浅い方の多くは、
肺ではなく、
肋骨そのものが十分に動いていません。
今回も深呼吸をしていただくと、
胸はほとんど動かず、
下の肋骨だけが少し動いている状態でした。
肋骨が硬いと、
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胸椎が動かない
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胸郭全体が広がらない
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呼吸が浅くなる
という悪循環が起こります。
胸椎が動かないと首にも負担がかかります
胸椎が伸びない状態では、
代わりに首で姿勢を保とうとします。
その結果、
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頭が前へ出る
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首の後ろが緊張する
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後頭部周囲の筋肉が硬くなる
という状態になりやすくなります。首だけを揉んでも改善しにくい理由は、本当の原因が胸郭や胸椎にあるケースが多いからです。
機能性ディスペプシアとの関係
機能性ディスペプシアは、胃そのものに異常が見つからないにもかかわらず、
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少量で満腹になる
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胃もたれ
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食後の不快感
などが続く病気です。もちろん原因は一つではありません。ストレスや睡眠、生活習慣など様々な要因が関係すると考えられています。
身体が常に丸まり、呼吸が浅く、胸郭がほとんど動かない状態では、お腹周囲にも余裕が少なくなります。
そのため当院では、胃だけを見るのではなく、呼吸・姿勢・胸郭・背骨まで含めて評価しています。
当院で大切にしていること
この患者さんは、軽いタッピングでも「強い」と感じるほど身体が敏感な状態でした。
そのため、無理に強く押したり、ボキボキ矯正をしたりすることは行いません。身体が受け入れられる刺激量を見極めながら、少しずつ動きを改善していきます。
ご自宅でお願いしたセルフケア
今回は、
両手をバンザイした姿勢で、ゆっくり腹式呼吸を行っていただくことをお伝えしました。
目的は、筋トレではなく、硬くなった胸郭が少しずつ動く感覚を身体に思い出してもらうことです。
「自律神経を整える」前に、身体を評価してみませんか?
不眠や機能性ディスペプシアは、一つの原因だけで起こるものではありません。
だからこそ、「自律神経だから仕方ない」ではなく、姿勢・呼吸・背骨・胸郭・首の動きまで確認することが大切です。
もし、
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長年眠れない
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食べたいのに食べられない
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呼吸が浅い
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病院では異常なしと言われた
そんなお悩みがありましたら、一度ご相談ください。身体全体を丁寧に評価し、あなたに合った施術をご提案いたします。


