「今日は調子がいいな」と感じた次の日に、
急に体が重くなったり、朝から動けなくなったりする。
そんな波のある不調に悩んでいる人は少なくありません。
肩こりや頭の重さ、不眠、冷え。
一時的に楽になる日があるからこそ、「このまま良くなるのかな」と期待してしまう。
けれど実際は、数日後にまた元に戻ってしまう——
整体の現場では、こうした相談をとてもよく受けます。
なぜ「良い日」と「悪い日」を繰り返すのか
このタイプの不調は、自律神経のバランスが安定していない状態で起きやすい特徴です。
体が回復しているように見えて、実は交感神経が一時的に頑張っているだけ、というケースも少なくありません。
気合が入った日や、予定がある日は意外と動ける。
でも、その反動で翌日以降にどっと疲れが出る。
これは「治っている」のではなく、無理が効いてしまっている状態です。
回復しているのに崩れる人の共通点
調子のいい日が続かない人には、いくつか共通点があります。
・呼吸が浅く、無意識に力が入りやすい
・寝ている時間は足りているのに、休んだ感じがしない
・内臓の疲れや冷えが抜けにくい
・足裏の感覚が鈍く、立っていても安定しない
これらはすべて、自律神経の働きと深く関係しています。
症状が出ている場所だけをケアしても、土台が整っていなければ、状態は安定しません。
「調子がいい日」にやりがちな落とし穴
不調が続いていた人ほど、調子のいい日はつい動きすぎてしまいます。
溜まっていた用事を一気に片付けたり、いつも以上に頑張ってしまったり。
本人は「元気になってきた」と感じていても、
体からすると、まだ回復途中。
このズレがあると、翌日以降に反動が出やすくなります。
大切なのは、調子のいい日を増やすことより、悪い日の落ち込みを小さくすることです。
自律神経が整い始めると起きる変化
自律神経が整い始めた人は、劇的に元気になるわけではありません。
代わりに、
・不調の波が小さくなる
・朝のしんどさが少しずつ軽くなる
・「崩れそうだな」と事前に気づける
こうした地味だけど確かな変化が出てきます。
整体では、呼吸や内臓の動き、足元の安定感などを通して、
この「波を小さくするサポート」を行っていきます。
不調が続いている人へ
調子のいい日があるのに続かない。
それは、体が回復しようとしているサインでもあります。
「もう少し整えば安定しそう」
その段階でケアできるかどうかが、長引くかどうかの分かれ道です。
不調を我慢するのではなく、
体の状態を一度リセットする選択肢として、整体を考えてみるのも一つです。


