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朝からだるい原因は“胸郭のロック”だった…自律神経が整うセルフケア3選
朝起きた瞬間から「なんかだるい…」「スイッチが入らない…」と感じやすい時期。
実はこの原因、睡眠や疲れだけでなく 胸郭(胸まわり)の硬さ=“胸郭のロック” によって呼吸が浅くなることが大きく関係しています。
胸郭が固まると自律神経が休めず、朝起きても回復しにくい状態に。
今回は整体の視点から、朝のだるさと胸郭の関係、そして自律神経が整うセルフケアを紹介します。
◆ 朝のだるさの裏側にある「胸郭のロック」とは?
胸郭とは、肋骨・胸椎・胸骨で構成される“呼吸の土台”です。
ここが固まると呼吸が浅くなり、交感神経が優位のまま夜を越すため、朝に疲れが残りやすくなります。
・寝ても疲れが抜けない
・朝の重だるさが続く
・気圧や寒暖差で不調が増える
これらは胸郭のロックが起きているサイン。
◆ 胸郭が固まると出る症状
・朝起きてすぐしんどい
・背中・首・肩が重だるい
・呼吸が浅い/胸が詰まる
・頭がボーッとしやすい
季節の変わり目は特に胸郭が固まりやすいため注意が必要です。
◆ 自律神経が整うセルフケア3選
① みぞおちストレッチ(横隔膜の解放)
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みぞおちに手を置く
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息を吐きながら、軽く奥へ押し込む
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ゆっくり深呼吸を5回
横隔膜のスペースが広がり、自然と呼吸が深くなります。
② 肋骨ゆさぶり(胸郭モビリティUP)
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両脇に軽く手を添える
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前後に小さく揺らす
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20秒ほど続ける
肋骨が動くことで胸郭の弾力が復活し、呼吸がしやすくなります。
③ 肩甲骨の前後スライド
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肩甲骨を前へ滑らせる
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次に後ろへ引く
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10回繰り返す
胸郭と肩甲骨は連動しているため、肩の動きが胸の広がりを助けます。
◆ 胸郭が整うと「朝のスイッチ」が入る理由
・深い呼吸が戻る
・副交感神経→交感神経の切り替えがスムーズ
・頭がクリアになる
・朝の倦怠感が軽減
胸郭は“自律神経のハブ”。整うと体の切り替わりが自然と良くなります。
◆ まとめ
胸郭のロックは見逃されやすいですが、朝のだるさの大きな原因です。
まずは胸まわりをゆるめるだけで、呼吸が整い、体が動きやすくなります。
今日紹介したセルフケアはどれも簡単なので、ぜひ朝・夜に取り入れてみてください。


