目次
「一生もの」と言われたアトピーに別の視点を
アトピー性皮膚炎は
「体質だから仕方ない」
「一生付き合うしかない」
そう言われ続けてきた方が多い症状です。
今回ご紹介するのは、生まれた時からアトピーに悩み、
ステロイド治療を長年続けても改善を実感できなかった方のケースです。
※ 個人が特定されないよう内容は一部抽象化しています。
来院時の状態|ストレス源が「症状そのもの」
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主訴:アトピー性皮膚炎(全身)
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発症:出生時から
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本人評価:症状レベル100
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ストレスレベル:120
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冷え性あり
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便秘傾向(1週間出ないことも)
興味深いのは、
「生活のストレス」ではなく「アトピーそのものが最大のストレス」
になっていた点です。
睡眠時間は10時間と十分ですが、
「回復している感覚がない」
「起きてもスッキリしない」
という状態でした。
検査から見えた身体の特徴
整体的な検査から、以下の傾向が確認できました。
① 胸郭の硬さと呼吸の浅さ
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胸郭の可動性が低い
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呼吸が浅く、吸う呼吸が優位
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副交感神経に切り替わりにくい状態
② 巻き肩・肩関節周囲の圧痛
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肩関節前方
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鎖骨下
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烏口突起周囲に強い圧痛
これは慢性的な交感神経優位姿勢の典型です。
③ 内臓反応:大腸周囲の圧痛と便秘
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大腸周囲に明確な圧痛
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排便リズムが不安定
皮膚と腸は発生学的にも、自律神経支配的にも深く関係します。
排泄が滞ると、身体は別ルートで処理しようとします。
その「別ルート」が皮膚であるケースは、整体では珍しくありません。
見立て|皮膚は「最後に働かされている」
今回のケースをまとめると、
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自律神経の切り替え不全
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胸郭硬化による呼吸制限
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巻き肩姿勢による神経・血流ストレス
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便秘による排泄負担
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その結果、皮膚が代償器官として使われている
という構造が考えられました。
重要なのは、
「皮膚が悪い」のではなく「皮膚が頑張らされすぎている」
という視点です。
施術内容|刺激は少なく、方向性は深く
施術は強い刺激を一切使わず、以下を中心に行いました。
● 脊柱調整
自律神経の通り道を整え、過剰な緊張を解除。
● 咽頭筋・頭部(頭頂骨・前頭部・頬骨)
呼吸・迷走神経に関与する領域を調整。
「呼吸が勝手に深くなる」状態を作る。
● 内臓調整(特に大腸)
排泄リズムを回復させ、皮膚への負担を減らす。
● 仙骨・右内転筋
骨盤の右上がりと重心偏位を修正。
施術後、
「頭がぼーっと軽い」
「胸が広がる感じがする」
という反応が見られました。
セルフケア指導|呼吸だけは毎日できる
今回は多くを求めず、
呼吸1つだけを宿題にしました。
方法
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下部肋骨に手を当てる
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吸うより「吐く息」を意識
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ゆっくり、長く吐く
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1日数回でOK
呼吸は自律神経に直接介入できる、数少ないセルフケアです。
アトピーは「治る/治らない」の二択ではない
整体でアトピーが「完治する」とは言いません。
ですが、
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症状の波が穏やかになる
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悪化する頻度が減る
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ストレス耐性が上がる
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薬に頼る量が減る
こうした変化は、身体の使い方が変われば十分起こり得ます。
美容専門学校に向けて|今できる準備
これから実習が始まり、
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薬剤
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手指の使用
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緊張環境
皮膚に負担がかかる条件が増えます。
だからこそ今、
自律神経と排泄機能の土台を整えること
が重要だと考えました。
最後に|薬以外の選択肢を探している方へ
もしあなたが、
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ずっと薬だけで限界を感じている
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検査では異常なしと言われた
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「体質」で片付けられてきた
そんな状況なら、
身体全体から見直すアプローチが合う可能性があります。
一人で悩まず、
「今の身体の状態を知る」ことから始めてみてください。
状態によっては整体が適さない場合も正直にお伝えします。
それでも選択肢を知る価値はあります。
当院のご案内
当院は八王子駅から徒歩4分の整体院。八王子・立川・日野・国立の方々にお越し頂いております。
通常のマッサージと違ってソフトな刺激も取り入れていますので安全に身体全体を整える事ができます。あらゆる身体の症状は身体の循環が悪くなって起こる事が大半です。身体を整える大切さを多くの患者さんに実感して頂きたいと思っております。症状の改善を考えている方はお気軽にお問合せください。
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