「最近、なんだか体が重い…」
「眠っても疲れが取れない」
「肩こりや頭痛がひどくなってきた」
秋から冬にかけて、当院にもこうした声が一気に増えます。
しかし、検査をしても特別な異常は見つからないことが多い。
そんな“原因不明の不調”の正体のひとつが、寒暖差疲労です。
立春ころは、朝晩と日中の気温差が大きくなり、身体が温度変化に対応するためにフル稼働します。特に都市部や室内外の移動が多い方は、そのストレスが蓄積しやすいのです。
気温差で体が疲れるなんて…と思われるかもしれませんが、人間の身体は本来、一定の環境に適応するようにできています。
急激な変化が続くと、体は思っている以上にエネルギーを使い、深い疲れとして現れてしまいます。
目次
- 2. 寒暖差疲労とは?
- 3. こういう人は要注意!寒暖差疲労の主な症状
- ◎1. だるさ・疲労感が抜けない
- ◎2. 肩こり・首こりが悪化
- ◎3. 頭痛やめまい
- ◎4. 冷え・むくみ
- ◎5. イライラ・ぼーっとする
- 4. 寒暖差疲労が起こる仕組み
- 5. 実はやってない?寒暖差疲労を悪化させる生活習慣
- △服装調整が不十分
- △冷たい飲食物の摂りすぎ
- △お風呂をシャワーで済ませる
- △猫背・巻き肩で呼吸が浅い
- △運動不足
- 6. 今日からできる!寒暖差疲労を防ぐセルフケア
- ◎1. 体を温める「温活」を徹底
- ◎2. 深い呼吸を意識する
- ◎3. 首・肩まわりのストレッチ
- ◎4. 湯船につかる
- ◎5. 温かいものを食べる
- 7. 当院でできるアプローチ
- 8. まとめ:寒暖差に負けない身体づくりで快適な冬を
2. 寒暖差疲労とは?
寒暖差疲労とは、気温の変化に身体がついていけず、自律神経に大きな負担がかかることで起きる不調の総称です。
気温差があると、人間の体は体温を一定に保とうとします。
その際に働くのが 自律神経。
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暑ければ汗をかいて体温を下げる
-
寒ければ血管を収縮させて体温を保つ
この調節を何度も行うことで、自律神経は疲弊していきます。
その結果、
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頭痛
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肩こり
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倦怠感
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めまい
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眠気、だるさ
-
冷えやむくみ
といった症状が現れるわけです。
最近では “季節の変わり目の自律神経失調” とも呼ばれ、整体だけでなく内科でも相談されるケースが増えています。
3. こういう人は要注意!寒暖差疲労の主な症状
寒暖差疲労の症状は非常に幅広く、特に以下のような方は要注意です。
◎1. だるさ・疲労感が抜けない
起きた瞬間から体が重い…という感覚は典型的。
◎2. 肩こり・首こりが悪化
寒さによる筋肉の硬直+自律神経の乱れが原因。
◎3. 頭痛やめまい
天気や温度差による血管の収縮・拡張が影響。
◎4. 冷え・むくみ
血流調整がうまくいかず、末端が冷えやすくなる。
◎5. イライラ・ぼーっとする
自律神経の乱れは精神面にも影響しやすい。
「寝れば治る」と思って放置してしまう方が多いですが、自律神経系の疲労は睡眠だけでは回復しにくいのが特徴。
だからこそ、早めの対策が大切です。
4. 寒暖差疲労が起こる仕組み
では、なぜ気温差だけでこんなにも体が疲れるのでしょうか?
ポイントは エネルギー消費の増加にあります。
人間の体は、体温を保つためにとても多くのエネルギーを使います。
特に、
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朝は10℃
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日中は20℃
-
夜はまた10℃
というような乱高下が続くと、自律神経はフル回転。
体は、1日中「暑い」「寒い」の対応に追われることになります。
さらに立春は空気が乾燥しやすく、呼吸が浅くなりやすい季節。
呼吸が浅くなると酸素の取り込みが減り、結果として疲れやすくなるという悪循環も生まれます。
寒暖差疲労は“知らぬ間に蓄積していく”タイプの疲れなので、気づいたときにはかなり重くなっていることが多いのも特徴です。
5. 実はやってない?寒暖差疲労を悪化させる生活習慣
寒暖差疲労は、気温差だけが原因ではありません。
多くの方に共通しているのが、以下の生活習慣です。
△服装調整が不十分
朝の気温に合わせて厚着すると、日中は汗をかいて逆に冷えることに。
これが自律神経の負担になります。
△冷たい飲食物の摂りすぎ
立春でも冷たい飲み物・アイス・サラダばかりの方は、内臓が冷え血流が悪化しやすい。
△お風呂をシャワーで済ませる
体が温まらないため、血行不良・睡眠の質低下に直結。
△猫背・巻き肩で呼吸が浅い
呼吸が浅い=酸素不足。疲労感は増し、頭痛・肩こりも悪化。
△運動不足
筋肉が動かず、血流が悪くなり、冷えやむくみがさらに加速。
生活習慣を少し変えるだけでも寒暖差疲労は大きく改善します。
6. 今日からできる!寒暖差疲労を防ぐセルフケア
寒暖差疲労は、普段の生活の中でいくらでも対策ができます。
◎1. 体を温める「温活」を徹底
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首
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お腹
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足首
これら3つは“冷やしてはいけない三大ポイント”。
腹巻・ネックウォーマー・レッグウォーマーは効果絶大です。
◎2. 深い呼吸を意識する
胸ではなく“お腹”をふくらませる呼吸を意識しましょう。
自律神経のバランスを整え、頭の重さも軽減。
◎3. 首・肩まわりのストレッチ
1日1分だけでも血流が改善し、頭痛や疲労感が軽くなります。
◎4. 湯船につかる
40℃前後のお湯に10〜15分。
体が芯から温まることで睡眠の質も向上します。
◎5. 温かいものを食べる
スープ・味噌汁・根菜類は身体を内側から温めます。
これらは明日からではなく、今日から始められるケアです。
7. 当院でできるアプローチ
寒暖差疲労は、筋肉の硬直・血流の悪化・自律神経の乱れが複合的に重なることで発生します。
当院では、
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肩首まわりの筋肉の緊張を緩める
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背骨の動きを整え、自律神経を整える
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呼吸をしやすくする胸郭調整
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足先の冷えを改善する血流アプローチ
など、身体全体を総合的に整えます。
「整体を受けると視界が明るくなる」「身体が軽い」「呼吸がしやすい」
といった感想をいただくことが多いのも、寒暖差疲労の特徴です。
8. まとめ:寒暖差に負けない身体づくりで快適な冬を
寒暖差疲労は、知らないうちに身体を消耗させる“隠れ疲労”です。
放っておくと、肩こり・頭痛・不眠・冷えなどを繰り返し、冬本番にはさらに悪化してしまいます。
大切なのは、
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温める
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呼吸を整える
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血流を良くする
この3つだけ。
日常のセルフケアに加えて、プロの手で身体をリセットすることで、驚くほど体は軽くなります。
寒暖差の激しい季節こそ、早めにケアして、快適な冬を迎えましょう。


