「雨の日になると頭が重い」「台風前は体がだるくて仕事に集中できない」
——そんな声をよく耳にします。
実はこの“気圧の変化による不調”は、脳や血流の問題というよりも
自律神経の切り替えがうまくいかないことが原因の場合が多いんです。
①「気圧で頭が重い」の正体
気圧が下がると体は「酸素が薄くなった」と感じ、交感神経が優位になります。
すると首や肩まわりが硬くなり、頭への血流が滞って“重さ”として現れるのです。
つまり、気圧の変化そのものよりも、
自律神経が過敏に反応しやすい状態が問題の本質。
これが長く続くと、天気だけでなく「ストレス」「疲労」「睡眠不足」でも
頭の重さが出やすくなります。
② 自律神経スイッチが乱れるメカニズム
自律神経のスイッチを握っているのは、実は首の筋肉。
特に耳の後ろから後頭部にかけての小さな筋群が、
気圧センサーのように働いてバランスを取っています。
しかしこの部分が硬くなると、
「今は休むべき?それとも頑張るべき?」という信号が乱れ、
常に緊張モード(交感神経優位)になってしまいます。
③ 整体でできる“スイッチのリセット”
整体ではこの首〜後頭部の筋緊張をやわらげ、
呼吸や姿勢のバランスを整えていきます。
特にポイントは呼吸の深さ。
自律神経の切り替えには“呼吸の安定”が欠かせません。
施術によって胸郭の動きや横隔膜の連動を取り戻すことで、
酸素の循環が整い、脳が「リラックスしていい」と判断しやすくなります。
結果として、
・天気に左右されにくい体になる
・朝のだるさが軽くなる
・頭がスッキリして仕事に集中できる
といった変化が感じられます。
④ 自宅でできる“気圧対策スイッチリセット”
施術とあわせて、自分でできる簡単ケアもおすすめです。
1️⃣ 耳の後ろをやさしくほぐす
指先で円を描くように10秒ほどマッサージ。
2️⃣ 首をゆっくり回しながら深呼吸
吸うときに「背中がふくらむ」のを意識すると◎。
3️⃣ 雨の日ルーティン
朝の1分ストレッチで「動き始めスイッチ」を入れる。
毎日の小さな積み重ねが、気圧に振り回されない体をつくります。
⑤ 八王子・渋谷エリアでお困りの方へ
当院にも「天気が悪くなると頭が重い」「首こりと一緒に頭痛が出る」といった方が多く来られます。
共通しているのは、首・肩まわりの緊張と呼吸の浅さ。
ここを整えるだけでも、頭の重さがスッと抜ける方が多いです。
気圧のせいとあきらめず、
“自律神経が整う整体”でリセットを体感してみてください。


